末高明美

世界一短い文学である俳句と音楽が出会う
 水織音 MI・O・LI・NE - パリと俳句と私 

 フランスをこよなく愛するピアニストの末高明美が、日本の文化に興味を抱くフランスの作曲家による俳句を介した作品と、ドビュッシー、プーランクといった近代フランス音楽の傑作などを織り交ぜて演奏している意欲作です。

タイトルの「水織音」は、<小さな川のせせらぎが織りなす音>を表す、一茶の俳句の印象からの造語で、自然風土愛する日・仏共通ともいえる人々の心情を表しています。

唐澤まゆ子(Sop) 、谷村由美子(Sop)といったヨーロッパの第一線で活躍する演奏家も友情出演しており、フランスを代表する作曲家、ルノー・ギャヌー(メシアン、ヂュティユ、コルトー門下)の新作(「6つの一茶の俳句によるピアノ曲」)も含まれる意欲作です。

俳人・黛まどかと、フランスの女優フランコ・カトリーヌによる日仏俳句朗読も添えられているなど、隅々にまで創意が凝らされた、今までになかったアルバムの登場です。

世界一短い文学である俳句と音楽が出会う瞬間、

言葉が調べに乗って舞い上がる瞬間、

そして俳句を介して日本とフランスが出会う瞬間の感動を、このアルバムで体感してください。

俳句からHAIKUへ・・・17音の言の葉が、今海を越えて飛翔します。(黛まどか/俳人) 


    水織音 MIOLINE ーパリと俳句と私ー

1. ルノー・ギャヌー:6つの一茶の俳句によるピアノ曲

   末高明美(ピアノ)黛まどか(俳句朗読)カトリーヌ・  

        ベ ルコディア(仏語俳句朗読)

2. トニーノ・バッテイスタ:エレジー (五木の子守歌とさ

    くらのテーマによるピアノ曲)

     末高明美(ピアノ)

3.  ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ

                                              杉浦美知(ヴァイオリン) 末高明美(ピアノ)

   4.市川景之:虫の心~一茶の俳句による歌曲

     唐澤まゆこ(ソプラノ) 末高明美(ピアノ)

   5. プーランク:フルート・ソナタ

       加藤克郎(フルート) 末高明美(ピアノ)

   6. シャルロット・ペリー:一茶の水織音 MIOLINE2006

     谷村由美子(ソプラノ)末高明美(ピアノ)黛まどか(俳句朗読)

   7. ジャン・フランセ(仏):ルノワールの子どもの15の肖像(連弾)より

     末高明美(ピアノ)  市川景之(ピアノ)

   8. ルノー・ギャヌー:蕪村の3つの最後の俳句(絶吟三句)によるピアノ曲

     末高明美(ピアノ)カトリーヌ・ベルコディア(仏語俳句朗読)

■CD MF23701 定価2,800(税込)                                                             

   録音:三鷹市芸術文化センター 20061227,28日、200759日 

      花かげホール(山梨市) 200776日 

            発売日:200710


フランス音楽と俳句 Musique Francaise et Haiku
ファツィオリ・ピアノで収録 

 ピアニスト末高明美の「水織音(MIOLINE)」につづくCDアルバム第2弾。

ドビュッシーが19世紀後半に出会った浮世絵等の日本文化が、時を経て、今多くのフランス人の生活に根付き、禅や俳句などが一大ブームとなっています。

このアルバムは、フランスにおける「クール・ジャパン」の過去と現在を、一台のピアノで表現する試みです。

一茶の俳句を通じて拡がった、ヨーロッパと信濃町(長野県・一茶の故郷)の交流がきっかけとなり、末高明美が三上直子とルノーギャヌーの日仏の作曲家2人に、俳句からイメージした曲を委嘱した作品を後半に収録しています。その中の三上のフォリオは、今のEUの大統領、ロンプイ(ベルギー)の俳句集の一句に基づく作品です。

 このCDはフランスでも同時発売されます。


       フランス音楽と俳句 Musique François et Haiku 

   1. ドビュッシー:①月の光 ②子供の領分

   2. ラベル:ソナチネ

   3. 三上直子:①三つのフォリオー松尾芭蕉・小林一茶・与謝蕪村の俳句による

                      ②フォリオーヴァンロンプイの俳句による

   4. ギャヌー:野尻湖ー小林一茶とマブソンの俳句による7つのピアノのための組曲

       末高明美(ピアノ),日仏俳句朗読 4-6:村岡恵理、マルク・ジヌー

■CD :MF23702 定価 2,600(税込)

   発売日:20111120

   録音:2011427日、28日 仙川アヴェニューホール

   使用ピアノ:FAZIOLI F228


■末高明美(ピアノ)

5歳よりピアノを始める。桐朋学園大学音楽学部で三浦みどり氏に師事。'73年にパリ・エコール・ノルマル音楽院入学、ピアノをジェルメール・ムニエ氏に学び、'74年にディプロマ(教授資格)取得。'81年にはベルギー王立音楽院でジャック・ジャンティー氏にフランス音楽を学び、レパートリーとして確立する。

'92年より長野県黒姫童話館にて、親子で楽しむ「童話の森アフタヌーンコンサート」を開催。'02年より俳人小林一茶のふるさと長野県信濃町で、「一茶の俳句コンサート」を開始。一茶の句に関連する既存の歌曲のほか、外国人を含む作曲家に委嘱した新曲を演奏している。

'06年には第2回「フランス語圏俳句協会フェスティヴァル」(パリ天理文化会館)に招待され、ルノー・ギャヌーの「蕪村の絶吟三句によるピアノ曲」を演奏。

'085月にCD「水織音MIOLINE<'07年レコード芸術準推薦版>発売記念コンサートを、パリ天理日仏文化会館、ケルン日独文化工房、オートリックの館(ブリュッセル)で行い、「6つの一茶の俳句」によるピアノ曲(2007)ルノー・ギャヌー曲、「エレジー」トニーノ・バティスタ曲、ドビュッシーのソナタ等、CD収録の作品を演奏。

「水織音MIOLINE」とは一茶の俳句から得た印象による造語で、<小さな川のせせらぎが織り成す音>という意味である。

2010年第1回飯綱ムジカフェスタ(長野市)を友人の音楽家たちと立ち上げ、コンサートと講習会を始める。洗足学園音楽大学講師。全日本ピアノ指導者協会(PTNA)正会員。

 

■ルノー・ギャヌー(仏・作曲)

1947年パリ生まれ。コルトー、シュトックハウゼン、デュティユー、ジョリヴェ、メシアンなど歴代の巨匠に師事した、現代フランスを代表する作曲家。作品は数多くの受賞歴を誇っている。作品は、小澤征爾指揮のロストロポーヴィチ(チェロ協奏曲)など、世界の第一線の演奏家によって多数初演されている。

 

■三上直子(作曲)

東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。1991年第4回「MUSIC TODAY国際作曲コンクール入選。イタリア34°Nuova Consonanza参加。2004年度第28回ピティナ・ピアノコンペティション新曲作品賞(特級)。洗足学園音楽大学講師。

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