デア・リング東京オーケストラ所沢公演、ソリストが代わります。

 94日のデア・リング東京オーケストラの所沢公演では、ジョセフ・リン氏とベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を共演する予定でしたが、コロナ禍で来日が困難になったため、代わりに廣津留すみれ氏をソリストに迎えることに致しました。

 廣津留氏はリン氏と同様ハーバード大学を首席で卒業、その後進学したジュリアード音楽院では同院教授のリン氏に室内楽を学びました。さらに2人共にハーバード大学同窓のヨーヨー・マ氏と深い親交があるという縁があります。

 ソリスト変更に伴い、共演曲目はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲からメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲に変更します。ジョセフ・リン同様指揮者なしで演奏する予定です。協奏曲では指揮者がいない方が、ソロとオーケストラが一体感のある演奏ができやすいと考えるからです。

 ヴァイオリン協奏曲のCD化を予定していますが、公演前日の93日には、CD組み合わせ曲として、J.S.バッハの「シャコンヌ」の公開録音を行います。

 以上、ソリスト交代について、皆様のご理解を賜れば幸いです。

  

                     (有)エヌ・アンド・エフ代表取締役

                              デア・リング東京オーケストラ代表

                         西脇義訓


 

     DRT第9弾 2021年7月20日発売予定! DRT第9弾!
ふたつの原点と、ひとつの到達点  
ビゼー/交響曲、ジークフリート牧歌、未完成

 デア・リング東京オーケストラのCD第9弾は、「ふたつの原点と、ひとつの到達点!」をテーマに「未完成交響曲」など3曲を収録しています。

 「未完成交響曲」は西脇が高校2年生の4月(1965年)に、ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団初来日公演を聴き、あまりの天国的な美しさに鳥肌がたち、どうしてもオーケストラをやりたいと思い、チェロをはじめるきっかけになった曲です。  

 ビゼーの交響曲は、西脇が高校2年生の12(1966)に、前年16歳で始めたチェロで初めて念願のオーケストラに、エキストラで参加した思い出の曲です。ビゼーがパリ音楽院在学中17歳で作曲され、生き生きとして新鮮、青年ならではの息吹にあふれています。

 ビゼーは36歳の若さで亡くなりましたが、31歳と35歳で夭逝したシューベルトやモーツァルト、あるいは38歳の若さで亡くなったメンデルスゾーンにも通ずる演奏上の難しさがあるように思われます。

  デア・リン グ東京オーケストラは、ワーグナーの聖地バイロイト祝祭劇場の響きを理想として命名したこともあり、創立時よりワーグナーを演奏することをひとつの目標としてきましたが、まずは「ジークフリート牧歌」でその第一歩を踏み出しました。

 「ジークフリート牧歌」は、ワーグナーと再婚したリストの娘コジマの誕生日に当たる、18701225日のクリスマスの朝に友人たちにより初演され、コジマに献呈されています。前年1869年には長男ジークフリートが生まれていて、よろこびと喜幸福感にあふれています。

 本ディスクは音楽的な流れの観点から、ビゼー、ワーグナー、シューベルトの順に配列しています。


ビゼー

  交響曲ハ長調

ワーグナー

  ジークフリート牧歌 Op. 103

シューベルト

  交響曲第7(8) ロ短調 「未完成」 D. 759

 

デア・リング東京オーケストラ

西脇義訓 指揮

 

CD: NF25810

希望価格: 2,800円(税込)

2021720日発売予定(8月新譜)

 

録音: 202125日 府中の森芸術劇場「ウィーンホール」(ビゼー、ワーグナー)

201994日、5日 東京オペラシティ コンサートホール(シューベルト)

 4 580107 74102 1

デア・リング東京オーケストラ

  高品位録音と高品質ディスク制作で知られるN&F社に所属するオーケストラ。

従来のオーケストラの常識にとらわれることなく、日本からあらたな響きの創造を目指し2013年に発足。

   東京芸大、桐朋音大、東京音大、武蔵野音大、国立音大、洗足音大などを卒業した若手のプロの演奏家により構成されている。

 「デア・リング」の名称は、先進性、独創 性、開拓者精神で世界を席巻したワーグナーの代表作「ニーベルングの指 環」Der Ring des Nibelungen からの連想で、「輪」や「和」にも通じる、このオーケストラの基本理念を示す。

 2018831日にデビュー・コン サートを開催、同年の毎日新聞「この1年」(回顧)で公開演奏会で示され たその響きは、柔らかさ、色彩、音楽的な豊かさにおいて、驚異的な革命で あった」と評された。

 

西脇義訓

1948年名古屋市生まれ。4歳より木琴を習い、15歳からチェロをはじめる。大学では慶応義塾ワグネルソサィエティ・オーケストラにチェロで在籍。

1971年、日本フォノグラム(株)(現ユニバーサルミュージク)に入社。

2001年録音家・福井末憲と共にエヌ・アンド・エフ社を創立し、長岡京室内アンサンブル、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団、ジョセフ・リン(Vn)、青木十良(Vc) 、宮田 大(Vc)などの録音・CD制作に携わる。

2001年、ミシェル・コルボの講習会で、指揮と発声法の指導を受けた。2013年、デア ・リング東京オーケストラを創立、自ら録音プロデューサーと指揮者を兼ねる。

2020年第7JASRAC音楽賞受賞。


デア・リング東京オーケストラ第8弾 
ブルックナー 交響曲第7番

 

8タイトル(発売逆順)                             7/8

デア・リング東京オーケストラは、録音に特化して2013年にスタートしたが、デア・リング京オーケストラは実際にホールで聴かないとわからないと、公演を望む声がオーケストラの内外から多くあり、2018年のデビュー・コンンサートにつづき、2019年は2回目の公演となった。会場は「空間力」を謳うデア・リング東京オーケストラにふさわしい、東京オペラシティコンサートホール。


 ブルックナーの交響曲第7番は、デア・リング東京オーケストラ発足当初からの大きな目標であった。奇しくも公演のあった94日はブルックナーの195回目の誕生日で、翌日95日の録音セッションは交響曲第7番がリンツ郊外の聖フローリアン修道院で完成した記念の日に当たった。偶然とは思えない縁に導かれデア・リング東京オーケストラの最大の夢が実現した。

 楽譜はハース版を使用し

たが、第2楽章ではシンバルとトライアングルを入れて演奏した。 

 録音上も最大の聴きどころとなっている。(写真参照)

  前年(2018)に演奏した「イタリア」は立って演奏したが大変好評で、ブルックナーもむしろメンバーの希望で立って演奏した 。    

  2度の公演を通じて、オーケストラは半円形でなくても演奏ができ、新たな響きや演奏の生まれる可能性があることを示す機会となった。

ブルックナー:交響曲第7番(ハース版)

 

デア・リング東京オーケストラ

西脇義訓 指揮

ハイブリッドSACD: NF65809 

 CDSACD StereoSACD.1ch 3種信号入り

 希望価格: 3,000円+税   

 2020520日発売

 録音:東京オペラシティ コンサートホール

     201994,5

              4 580107 74096 3


コンサートの感想〜

こんなに満たされた演奏会は初めて             福田雅光(オーディオ評論家)

 

 それは、クラシックコンサートの常識を打ち破る予想外の方法での演奏であった。そして、素晴らしい音に感動。こんなに満たされた演奏会は初めてである。

2回公演を聴いて

不思議な高揚感と満足感                       萩谷由喜子(音楽評論家)

 

 衝撃的な音楽体験をした。この日、音楽の原点のような自然発生的な調べが満ち満ちて、聴く者を不思議な高揚感と満足感に誘ったのだ。

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レコード芸術CD月評より

抜きん出た響きの美しさ!

響きの美しさが抜きん出ており、それは不思議に心地よく、私を安堵させて、聴き入らせた。

                     諸石幸生(レコード芸術=推薦 5月号より 

聴衆の声

*これまでにオペラシティで聴いたオーケストラとはまったく異なり、

  まるで音楽の真ん中に自分がいるかのよう。非常に心地の良い、そして感動あふれるひ

  と時を 過ごした。30代女性

*弦楽器のピチカートで、真上に立てた弓が一斉に真横に動く光景は圧巻。3楽章、突然

    西脇さんが 指揮を辞めドキドキした。演奏者の皆さんを信じているからできることなの

  でしょう。30代女性

*オペラシティで数々のオーケストラを聞いてきましたが、いつもと違う感じに包まれ、

 気持ちよく興奮しました。70代男性

*やわらかで調和のとれた音の響きがなんとも心地よく聞き入った。絵に喩えると暖色系

  を中心に混ぜた色に、ちょっと白(シルバーホワイト)を混ぜたような穏やかで品のあ  

  る演奏。70代男性

*バイロイトには2度行ったが、デア・リング東京オーケストラの過度にならない音量

  や、透明感のある深い響きに包まれる感覚は、たしかにバイロイト・サウンドを想起さ

  せる。70代男性

*ブルックナーの2楽章の盛り上がりで震えました。それにしても観る点でも聴く点でも驚

  きの連続で、たいへん刺激になりました。50代男性

*一番最初の音の響きが空間に広がり渡った感じに「うおおーっっ」と叫びそうな衝撃を

 受けた。演奏者たちが,音をお互いにすごくよく聞いて演奏している様子が興味深かっ

 た。50代女性

*すばらしい響きでした。若いメンバーなのに、成熟したゲヴァントハウスのような豊か

 なブレンドでした。70代男性

*西脇さんの目指す新しいオーケストラ表現はまさに空間に、立体的に音が噴き出す感

  です。他の指揮者では出来ない世界です。80代男性

*今までに聴いたことのない、会場いっぱいに広がるすらしい音色に包まれ、驚嘆しました。

 

                                          60代女性

                                   

 

8タイトル(発売逆順)                             7/8

 素晴らしい事件! デア・リング東京オーケストラ第7弾

   メンデルスゾーン「イタリア」 &  ベートーヴェン:交響曲第7番

 

「素晴らしい事件!」と評されたデビュー・コンサートのライヴCD(SACD)の登場です。

 デア・リング東京オーケストラは、指揮者を頂点とする従来のオーケストラの常識を脱却し、日本からあらたな響きの創造を目指し2013年に創設し、これまで録音を中心に活動してきましたが、2018831日、指揮者西脇の65歳のデビューともなった公演は「素晴らしい事件」「その響きは、柔らかさ、色彩、音楽的な豊かさにおいて、驚異的な革命」(毎日新聞)などと絶賛されました。

 オーケストラモットーは空間力」。これまでオーケストラ配置とはまるで違った並びで、奏者一人一人が空間を感じ耳をすまして主体的に演奏しています。

空間力!

   メンデルスゾーン

   交響曲第4番 イ長調 作品90「イタリア」          

   ベートーヴェン

   交響曲第7番 イ長調 作品92

                                 

   デア・リング東京オーケストラ

   西脇義訓 指揮

 

ハイブリッドSACD: NF65808  希望価格: 3,000円+税

     

  201994日発売予定

  録音:三鷹市芸術文化センター「風のホール」2018831

  Total playing time: 71:42


 参加したオーケストラのメンバーよりのメッセージ

  デア・リング東京オーケストラは、回を重ねるごとに、次回も再び西脇オケで演奏したいという参加者が増えてきた。3回目の参加となるコントラバスの佐々木大輔君は、 今回の演奏会終了後「まるで奇跡だ」と、感想を西脇にメールで届けた。 以下コントラバスの佐々木君より届いたメール。

「中央のいちばん後ろで弾いていたぼくは、全体がよく聴こえたので、弦楽器や管楽器のソロの動きがどうくるか楽しみながら、それに反応して演奏しました。最後のベートーヴェン7番の4楽章、3日間のレコーディングセッションを経て疲れきった身体を動かし、必死で空間を感じながら、なるべく自分より遠くにいる奏者の音を聴いて感じて演奏するのは、疲れているけど、終わってほしくないなという幸せな時間でした。世の中の人全員がスマートフォンを持って、アナログなコミュニケーションをしないですごしてる現代に、若い奏者がお互いの音に耳をすまして、音で会話しているような感覚で演奏できたのは奇跡 的だと思います」

また、初参加したチェロの加藤皓平君は、他のオーケストラとの違いを次のように語った。

「今回初めて参加させて頂いて、他の楽器との距離がとても近く感じました。一般的なオケでありがちな、セクション内で音色やタイミングを合わせても、他の楽器とは微妙なズレが生じるようなもどかしさがこのオケにはなく、演奏がしやすかったです。演奏前に呼吸を整えたり、「空間力」を使った練習など、一体感が感じられて面白かったです。空間力は、本当に目から鱗でした」

 

聴衆から寄せられた感想

 聴衆からもアンケートやメールで多くの感想が寄せられた。そのうちのいくつかを紹介しよう。  

開演早々音の良さにびっくりました。伸びやかな響きにうっとりしながらあっという間  

  に終演! いつまでも聴いていたい素晴らしい時間でした。(60代女性)

*出てくる音がクリアかつブレンドされているのに、分離されていることが不思議でし

  た。(60代男性)    

最初の音を聴いたとたん、今までにない柔らかで透明感のある音の響きに幸福感に包ま

  れまし。(60代男性)

*久しぶりに「人間の顔をした音楽」「人間の心の香りのする音楽」を聴きました。(40

  男性)

想像以上にすばらしかった。各楽器の響きの一体感を継続的に感じられる希な演奏だっ  

  た。(30代男)

 

8タイトル(発売逆順)                             6/8

 デア・リング東京オーケストラ第6弾は
             「ロンドン」&「パリ」

 デア・リング東京オーケストラの第6弾は、ハイドンの交響曲第104番「ロンドン」と、モーツァルトの交響曲第31番「パリ」のカプリングです。

 ロンドンとパリは18世紀後半を代表する最先端都市で、当時希だったクラリネット奏者を含め、完全な2管楽器編成のオーケストラがあって、2人はそれぞれの都市のオーケストラのために作曲しました。いずれの交響曲からも、両都市の活気あるふれる様子がひしひしと伝わってきます。

 「パリ交響曲」には依頼主のル•グロの求めに応じて第2楽章を書き直した「もう一つのアンダンテ」があり、このCDの最後に収録しています。    

 

1. モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲  2. ハイドン:交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」

3. モーツァルト: 交響曲第31番 ニ長調「パリ」

                   +もうひとつのアンダンテ 

    西脇義訓指揮 デア・リング東京オーケストラ 

CD: NF25807  希望価格: 2500円+税

 2018年9月1日発売予定

 録音:府中の森芸術劇場「ウィーンホール」

            2016年6月22,23,24日


空間力〜どこにもない響を求めて

西脇義訓指揮デア•リング東京オーケストラ初公演

 毎日新聞で紹介されました

 

デア・リング東京オーケストラ 

従来のオーケストラの常識に とらわれることなく、日本からあらたな響きと音楽の創造を目指し、2013 年に発足。東京芸大、桐朋音大、東京音大、武蔵野音大、国立音大、洗足音大などを卒業した若手 の演奏家により構成されている。「デア・リング」の名称は、先進性、独創 性、開拓者精神で世界 を席巻したワーグナーの代表作「ニーベルングの指環」Der Ring des Nibelungen からの連想で、 「輪」や「和」にも通じる、このオーケストラの基本理念を示す。2018 年 月 31 日にデビュー・ コン サートを開催、同年の毎日新聞「この 年」(回顧)で「公開演奏会で示され たその響きは、 柔らかさ、色彩、音楽的な豊かさにおいて、驚異的な革命で あった」と評された。

 

西脇義訓(指揮) 

1948 年名古屋市生まれ。4歳より木琴を習い、15歳からチェロをはじめる。大学では慶応義塾ワグネルソサィエティ・オーケストラにチェロで在籍。1971 年、日本フォノグラム(株)(現ユニ バーサルミュージク)に入社。2001 年録音家・福井末憲と共にエヌ・アンド・エフ社を創立し、 長岡京室内アンサンブル、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団、ジョセフ・リン (Vn)、青木十良(Vc) 、宮田 大(Vc)などの録音・CD 制作に携わる。2001 年、ミシェル・コルボ の講習会で指揮と発声法の指導を受けた。2013 年、デア ・リング東京オーケストラを創立、自ら 録音プロデューサーと指揮者を兼ねる。2020 年第 回 JASRAC 音楽賞受賞。

コンサートに期待しています

隣りの奏者に頼らず、自分の耳を頼りにまわりを意識しながら自発的に弾く。全員がそれを本気でやるとオケの響きは確実に変わり、ホール全体が柔らかいハーモニーに包まれる。デア・リング 東京の録音現場では「聴きたかった響きはこれだ!」と感じる瞬間を何度も体験した。その至福の時間を多くの聴き手と共有できる機会がついに実現する。                                  山之内 正(オーディオ評論)
 

 

8タイトル(発売逆順)                             5/8

 デア・リング東京オーケストラ初のモーツァルト
 ジョセフ・リンと共演

  優美な気品、夢のような美しさ!

 

  2013年に創設されたデア・リング東京オーケストラは、これまでブルックナー、チャイコフスキー、ベートーヴェン、メンデルスゾーンと大曲のリリースが続きましたが、いよいよ待望のモーツァルトの登場です。

 今回初めて協奏曲を取り上げ、ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219「トルコ風」を、名門ジュリアード弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者をつとめるジョセフ・リンと共演、ジョセフ・リンがソリストと指揮者を兼ね、カデンツァもリン自身の作曲によるものです。

 交響曲第29番は、従来のように西脇が指揮しており、響の良さで定評のある府中の森芸術劇場「ウィーンホール」での収録です。

 

 モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番と交響曲第29番はいずれもイ長調であり、神学者のカール・バルト(1886-1968)は著書《モーツァルト》の中で「イ長調はモーツァルトの生涯における基調音である」と述べています。他のイ長調の曲にはクラリネット五重奏K.581、クラリネット協奏曲K.622、ピアノ協奏曲第23番K.488などがあリ、どれも独特の悲しみに溢れています。

   モーツァルト

1. ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219「トルコ風」 (カデンツァ:ジョセフ・リン)

      ジョセフ・リン ヴァイオリンs&指揮            

2. 交響曲第29番イ長調 K.201

    西脇義訓 指揮

      デア・リング東京オーケストラ 

CD: NF25806  希望価格: 2800円+税 

録音:府中の森芸術劇場「ウィーンホール」 

    2016年6 月21,22日 (協奏曲) 6月23,24,25日 (交響曲)



モーツァルトは難しい!

 

特に5番は一筋縄では行かない。 

華やかにして慎ましく、謙虚ではあるが意思は強く、

楽しみに溢れているがどこか悲しみが漂う、

気品はあるが気取ってはいない、色香はあるが下品ではない。

こんなヴァイオリン協奏曲第5番にようやく出会えたのである。

 

 一方、西脇指揮の第29番の演奏は実にナチュラル。

何の衒いもない。これ見よがしなところはひとつもない。

実に真摯である。気持ちが良い。

 

  モーツァルトはこうでなくてはいけない! 

 

  大原哲夫(「モーツァルト全集」、モーツァルト「伝説の録音」編集長を歴任)

 

 


ジョセフ・リン (ヴァイオリン・指揮)

   台湾系アメリカ人。1978年米国メンフィスに生まれる。4歳からヴァイオリンをはじめ、ジュリアード音楽 院プレカレッジを経てハーバード大学比較宗教学部(2000年優等賞をもって卒業)に学んだ、特異なキャリ

アを持つ音楽家。

   96年、アメリカ合衆国大統領芸術奨学生となる。99年プロ・ムジシス・インターナショナル・アワードを最

年少の21歳で受賞。04年にはフルブライト奨学生として中 国に渡り、中国音楽学院で古琴をはじめとする中国音楽を研究した。これまで、ボストン響、新日本フィル、キエフ国立フィル、フィルハーモニア台湾など共演。コンセルトヘボウ(アムステルダム)、シンフォニーホール(ボストン)、ウィグモア・ホール(ロドン)、サル・コルトー(パリ)、ケネディ・センター(ワシントン DC)、ヴァイル・リサイタルホール(ニューヨーク)、サントリーホール(東京)などに出演し、マルボロ、シアトル等の音楽祭にも定期的に参加している。 室内楽では、フォルモサ・クァルテットの創立メンバーとして 06年ロンドン国際弦楽四重奏コンクールに優勝。11年からはジュリアード弦楽四重奏団の第一ヴァイオリン奏 者として、世界各地で活躍、2018年に辞任した。

 近年はソリストの活動に重点を移し、教育活動にも力を注いでいる。07年から11年にかけてコーネル大学で准教授を務め、11年からは ジュリア ード音楽院で後進の指導にあたっている。

 

 

8タイトル(発売逆順)                             4/8

 デア・リング東京オーケストラの第4弾!
 メンデルスゾーンの「スコットランド」

独自の響きを創出〜日本の風景が目前に浮かぶよう!

 

デア・リング東京オーケストラの第4弾はメンデルスゾーンの「スコットランド」です。

 デア・リング東京オーケストラは、N&F社が録音を主な目的に2013年に編成したオーケストラで、従来のオーケストラの常識にとらわれることなく、実験的試みにも挑みながらあらたな響きの創造を目指しています。

 第4弾の「スコットランド」でも今までにない配置で収録していますが、その目指すところは個々の奏者の自発性を尊重し、ホールのサイズに即した至福の響きを生み出そうとする共創の試みです。

 メンデルスゾーンはナチにより長い期間封殺された悲しい過去がありますが、その論拠とされたのが文筆家としても膨大な著作のあるワーグナーの論文「音楽におけるユダヤ性」です。ライナーノーツではワーグナーとメンデルスゾーンの関係にもスポットライトを当て、メンデルスゾーンを敬愛していたライプチヒ生まれのワーグナーが、メンデルスゾーンを始めとするユダヤ人音楽家を攻撃するにいたる経緯にも触れています。

 デア・リング東京オーケストラは録音でもいろいろな方式を試行していますが、今回は2種のワンポイント録音(ステレオ録音&モノラル録音)をボーナスCDに収録しています。

日本の風景が眼前に浮かぶよう!

西脇はバイロイト祝祭劇場で聴いた響きが、音作りの原点にあると繰り返し述べているが、彼は独自の理論のもと、自らが新しい響きを作り出していた。「スコットランド」の出だしの音を聴いてみるがいい。山中に流れる清らかな水のせせらぎ、竹林を渡る風がそよぐ、そんな風景が目前に浮かぶような音だ。この曲は「スコットランド」ではあるが、 極めて独自の日本の音である。

(ライナーノーツより 大原哲夫)


   メンデルスゾーン

   交響曲第3番「スコットランド」

    デア・リング東京オーケストラ/西脇義訓(指揮)

  ボーナスCD(2種のワンポイント録音を収録!)

   (1)ワンポイント・ステレオ録音 

  (2)ワンポイント・モノラル録音 (いずれも「スコットランド」全楽章)

         *(1)は客席後方の2階席、(2)は指揮者上方にマイクを設置しており、

            それぞれの位置でのオーケトラの自然なバランス音場が収録されています。

 

■CD:NF25804  希望価格:2,300円+税 

   録音:2014年6月17,18,24,25日

  三鷹市芸術文化センター「風のホール」        

   2016年2月25日発売



 

8タイトル(発売逆順)                             3/8

 あふれ出す!
 デア・リング東京オーケストラの第3弾は「英雄」

 さらなる新配置と新録音方式にトライ!  

 


  デア・リング東京オーケストラは、N&F社が録音を主体に2013年に創設したオーケストラで、従来のオーケストラの常識にとらわれることなく、革新的な試みにも果敢に挑みながら、バイロイト祝祭劇場のオーケストラの響きをひとつの理想として、日本からあらたな響きの創造を目指しています。

 第1弾のブルックナー交響曲第3番「ワグネル」と、続くチャイコフスキーの交響曲第5番では、全員前向きの配置をとったこともあり、驚きをもって迎えられましたが、第3弾の「英雄」では、弦は半円形のクァルテット6組を2列に配置するという大胆さ!

 前2作での全員前向き配置も、今回のクァルテット配置も、オーケストラの常識である指揮者やパートリーダーを中心としたアンサンブルから脱却し、個々の奏者の自発性を尊重し、ホールに最適の至福の響きを生み出そうとする共創の精神に根ざしています。

 

 さらに、今回は録音の常識にも挑み複数の録音方式で収録しており、SACD(NF55803)は4種の録音方式を一枚に、いずれも全楽章を収録、CD(NF255803)は、そのうちの新録音方式Aと、モノラル(録音方式M)の1楽章を収録しています。 


    さらなる新配置と新録音方式にトライ!  

   ベートーヴェン

   交響曲第3番 変ホ長調「英雄」

      デア・リング東京オーケストラ/西脇義訓(指揮)

    SACDとCDで分離発売

■1.  NF55803 希望価格:3,800円+税

       ハイブリッドSACD 4種の録音方式入り

     (すべて全楽章収録)

   ・A:オノ・スコルツェ方式(ステレオ)

  ・B-1:ステレオ

  ・B-2:SFネイチャー・サラウンド

  ・M:モノラル録音 

■2.  CD NF25803 希望価格:2,300円+税  

    ・A:オノ・スコルツェ方式(ステレオ)

  ・M:モノラル録音(第1楽章)


録音:2014年6月17,18,24,25日 

      三鷹市芸術文化センター「風のホール」

   発売日:2015年1月28日



本録音の3つの特色

① 弦は半円状の6組のクァルテットを2列に配置。ボウイングは自由。

② 木管は一列に並び、一番奏者が隣合わせにならないように配置。

③ 金管は1番奏者を外側にし、トランペットとティンバニーは左右にわけて配置。

 

8タイトル(発売逆順)                             2/8

 あふれ出す! デア・リング東京オーケストラの第2弾!
 エレガンスな佇まい〜チャイコフスキーの交響曲第5番

エレガンスな佇まい! チャイコフスキーの交響曲第5番 

 デア・リング東京オーケストラ/ チャイコフスキー・交響曲第5番

   前作のブルックナーの交響曲第3番で、前代未聞の配置でデビューしたデア・リング東京オーケストラの第2弾です。

 デア・リング東京オーケストラは、ワーグナーの開拓精神にならい、従来のオーケストラの常識にとらわれることなく、革新的な試みにも果敢に挑みながら、バイロイト祝祭劇場のオーケストラの響きをひとつの理想として、あらたな響きの創造を目指して創立されました。

 第2弾のチャイコフスキーの交響曲第5番では、従来のチャイコフスキー像を一新するような、エレガントで香り高い至福の響きがオーケストラから溢れだします。

 

   チャイコフスキー

   交響曲第5番  

      デア・リング東京オーケストラ/西脇義訓(指揮)

■CD NF25802 希望価格:2,300円+税   

   録音:2013年4月16日~18日 

      所沢市民文化センター ミューズ アークホール

    ライナーノーツ:「西脇義訓の挑戦(2)」/大原哲夫

  チャイコフスキーのルーツはフランスとコサック   

    特別寄稿:圧政が開花させたウクライナの音楽/小林和男 




第2弾の特色は以下のとおりです。

① 弦はクァルテット6組分で編成。

② 指揮者を中心とした半円形ではなく、全員客席を向いて演奏。

 

③ 並行して録音したブルックナーの交響曲第3番では、バイロイト祝祭劇場のオケピットの楽器配列を参考に、第1バイオリンを右翼に配置したが、本録音では奏者は席を移動することなく第1と第2ヴァイオリンの役割を逆(第1ヴァイオリンを左翼)にしている。

 

 

8タイトル(発売逆順)                             1/8

 あふれ出す!
 世界に類を見ない配置で衝撃デビュー

何とも美しい天国的な響き! 宇野功芳


 ワーグナーはその先進性、独創性、開拓者精神でバイロイト・フェスティバル開催以降またたくまに世界を席巻し、日本でも明治初頭より「ワグネル」の呼称で親しまれていましたが、デア・リング東京オーケストラもワーグナーの開拓精神にならい、従来のオーケストラの常識にとらわれることなく、革新的 な試みにも果敢に挑みながらバイロイト祝祭劇場のオーケストラの響きを一つの理想としてあらたな響きの創造をめざしています。

 

 第1弾は、ブルックナーが終世敬愛したワーグーに献呈した交響曲第3番「ワグネル」です。ワーグナーの聖地、バイロイト祝祭劇場の至福の響きを理想として、オーケストラ配置にも工夫をこらして録音しています。


ブルックナー

    交響曲第3番 ニ短調 「ワグネル」(1890年改訂版)

       デア・リング東京オーケストラ/西脇義訓(指揮)

 

    SACDとCDで分離発売

■1. SACD NF65801 希望価格:3,000円+税 

    (2種信号入り、CDプレーヤでの演奏不可)

 

■2. CD NF25801 希望価格:2,500円+税 

    ☆Extreme HARD GLASS CD-Rマスター採用(世界初 !)

    録音:2013年4月16日~18日 


 所沢市民文化センター ミューズ アークホール 

      ライナーノーツ:西脇義訓の挑戦 」大原哲夫

     第3交響曲に関する「ブルックナー年表」「稿と版の関係一覧」つき

   

 何とも美しい天国的な響き!

  レコード芸術 宇野功芳氏推薦 


Der Ring Tokyo OrchestraDRT

  DRT is a member of N&F, a company known for its high quality recording and disc production.

 The orchestra was established in 2013 with the aim of creating a new sound from Japan without being bound by the conventional wisdom of orchestras.

 The orchestra is composed of young professional musicians who graduated from Tokyo University of the Arts, Toho Gakuen School of Music,  Kunitachi College of Music, Musashino Academia Musicae, Senzoku Gakuen College of Music, and others.

 The name "Der Ring" is an allusion to Wagner's masterpiece "Der Ring des Nibelungen", which swept the world with its progressive, original and pioneering spirit.

 The orchestra's debut concert was held on August 31, 2018, and in the Mainichi Shimbun's "This Year" (retrospective) of the same year, the orchestra's sound at the public concert was described as "a marvelous revolution in softness, color, and musical richnes